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Lexiさんと過ごした4日間*2nd day

2日目・・・
この日から私は、レクシーさんのワークショップ「Enjoy art yarn」にアシスタントとして入っていました。
 
まきもの工房では、アートヤーンを紡ぐ小さなワークショップを、昨年だけで10回以上開催しています。
ですので、備品や道具は、全部ウチのを持って来ていましたので、どなたか、ナニカを忘れ物していても、足りないものはまずないだろうと、踏んでいました。
 
でも、もっとも大きな道具>ドラムカーダーと糸車については、かなり不安がありました。
 
まず、ドラムカーダー。
5台あるけど、そのうちの2台はアートヤーンには不向きなものであること。
 
そして糸車。
参加者の皆さんは自宅からご自分の糸車を配送していることもあり、1日目からずいぶんと不調が目立ったのです。
 
でもでも、予備で用意しておいた糸車の備品や、整備道具を、kakara wool worksのスタッフさん(すいません!この日は参加者さんだったのに、いろいろお願いしてしまった〜〜〜)と確認し合って、「大丈夫、なんとかなる!」と、腹を据えることができました。
 
ま、それでもいろいろありましたが(^^)>
案の定、ドラムカーダーがずいぶん混雑してしまったし。。。
参加者の皆さんには本当にご面倒をおかけしましたm(_ _)m
ごめんなさいでした!
 
***
 
さて、バタバタしつつも、昨日よりはゆとりが生まれた午後の時間。
皆さんがびゅんびゅん紡いでいる間に、前々からレクシーさんに聞いてみたかったことを、通訳のHさんを通して尋ねてみました。
 
ちゃんとメモってたわけではないので、思いだせる限り、です。
レクシーさんの公式な見解ではありません!
あくまでも私の「思い出し書き」です(^^)>そのあたりのご理解、よろしくでございます!
ちなみにレクシーさんっぽい口調で書いてみました〜〜〜^^v
 
Q:レクシーさんは、いつから糸紡ぎを始めたのですか?
 
1999年からよ。
当時、手作りする人や素材を売りたい人が自分の作品や商品を売る、インターネットサイトが盛り上がってきた時期だったの(エッツィーやラベリーのようなサイト)。
そこでは何百人って人が糸を売ってたんだけど、その中で手紡ぎ糸を売っている人は、ほんの2〜3人。
しかもそれは、ごく当たり前のまっすぐな糸だったの!
 
Q:アートヤーンを紡ぎ出したのはいつごろ?
 
ほぼ同時期。そしてね、私がそのサイトで、アートヤーンの販売を開始すると、伝統的な紡ぎをするスピナーたちから、すさまじい攻撃メールを受けたのよ!
「あなたは、手紡ぎの伝統を汚している」
「あなたの糸はゴミだ」などなどなど。
本当に苦痛だったわ!
 
***本当につらそうに、腹立たしそうに、話してらっしゃいました。辛い思い出のフタを開けてごめんなさい!!
 
 
Q:アートヤーン・スピニングはレクシーさんから始まったのですよね?
 
ん〜〜〜、そうとは言い切れない。ほぼ同じ時期に、世界中のあちこちでアートヤーンを紡ぎ始めた人がいたの。
私はいろんな意味で運がよかったと思うわ。
私はもともとグラフィックデザイナーの仕事をしてたので、自分の糸を売るネットサイトを、自分でステキにデザインすることができたわけ。その時期は、ネットビジネスの世界もどんどん拡大していってたし。
私は幸運にも、その波に乗れたんだと思う。
 
***なんと、謙虚なお言葉!
 
Q:レクシーさんはアートヤーンの先駆者として、世界中で、レクチャーや展覧会、ワークショップ活動を続けてらっしゃいますが、今後の夢はなんですか?
 
私はもともとアーチスト。
だから私にとって、手紡ぎ糸は、アート以外の何物でもないの。
だから私の夢は、アートヤーンをMOMA(ミュージアム オブ モダンアートhttp://www.moma.org/)に展示すること。
これは冗談で言ってるんじゃないのよ。
 
でも、多くの人は、「手紡ぎ糸」をアートとして認めないわ!
ただの手芸、実用品としてしか評価しようとしない。
とくに手紡ぎは「女性の仕事」と思われている。
女性がやるもの=アートじゃない、という考えが男にはあるのよ。
 
Q:それはつまり、男性が手紡ぎをすれば、アートとして、すぐに認められるだろう、ということ?
 
そう。
男がやることはアート、でも女がやることは趣味に過ぎない、と思われてるの。
 
私は今もまだ闘いつづけてる。
手紡ぎ糸が、ただの実用品ではなく、アートであることをわかってもらいたくて。
 
***
 
私がついていけたのはここまでです。
正直、レクシーさんの熱い思い、すごい夢の一端にふれた私は、思考停止に陥ってしまいました。
とても恥ずかしいことだけれど、私自身、アートヤーンを、そこまでの思いで見ていなかったからです。。。
 
そしてMOMAへの道のりを思うと、はるか宇宙の果てを見上げるように遠く遠く感じ、相槌を打つことさえできなくなってしまいました。
 
でも今、こうして数日経って、レクシーさんの言葉を思い出すと、世界中のアートヤーンファンがレクシーさんの思いに共感できたら、MOMAはそれほど遠くはない気がしてくるのです!!<楽観的すぎかしら^^;>
 
なお、レクシーさんの作品を一番にアートとして認めたのは、ノルウエイのトロンヘイムという都市にある、museum of decorative arts and design です。
レクシーさんのアートヤーンは、この美術館の所蔵品の一部として展示されているそうです(新刊「Hand Spun」あとがきより)
 
2番目は、、、、案外、日本かもしれません!!




**明日は、レクシーさんのマネージャー兼お手伝いとしていっしょに来日した、かわいいかわいいジェニーさんのお話を書こうと思います。
 
レクシーさんHP http://www.pluckyfluff.com/
ジェニーさんHP http://www.takaratown.com/



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at 07:18, 山下じじ, -

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